2月16日 晴

土、日と春みたいに暖かかった。部屋にいても、暖房はいらなかった。久しぶりに窓を開けて、雲が流れるのを眺めたりして過ごした。ぼんやりと、自分の来歴、というか、自分がいままで経験したことの“総量”について、想いを馳せてみる。おれは今41歳だから、41年生きてきたわけだが、これを日に換算すると約1万5千日になる。たいした数量ではない。数えれば数えられる程度の数量でしかない。あるいは、そのすべてを思い出そうとすれば思い出せるのではないか。そしてじっさいに思い出してみれば、その記憶のひとつひとつは、等身大の、どうってことのない経験であるにすぎないのだろう。“たった”、1万5千日の、あたりまえの経験。おれは、この“貧弱”な材料から、自分を拵えているわけだ。「だから、なに?」と問われると、べつになんでもない。ただ、自分が、そして、ひとりひとりの人すべてが、いかに限定されたものでしかないのか、そのことを想うと、なんだか奇妙に開放的な気分になった。
今日は、土、日とは打って変わって、冬に逆戻りしたような寒さになった。9時過ぎ、起床。朝食に、フランスパンにチーズを乗せて焼き、キャベツのサラダといっしょに食べた。午前中、喫茶店で、小林敏彦『ニュース英語パワーボキャビル4000語』(語研)。1時間半。
ジュンク堂で、亀山郁夫・佐藤優『ロシア 闇と魂の国家』(文春新書)、倉都康行『金融史がわかれば世界がわかる』(ちくま新書)を買う。
午後、亀山郁夫・佐藤優『ロシア 闇と魂の国家』(文春新書)を読んだ。248ページ読了。
夕飯は、パスタ。妻がベビーリーフをのせたペペロンチーノを拵える。ニンニクオイルが活躍。美味い。夕食後、ドルチェ。チョコレートケーキ。
夜は、妻が借りてきたDVDを眺めて過ごす。韓国映画『光州5.18』。1980年韓国で起こった光州事件を映画化したもの。登場人物の描き方、演出には文句があるが、こうした実話をベースにした政治ドラマは、物語の次元ではやはりおもしろく、観ていて退屈することはなかった。次いで、『クローズド・ノート』。沢尻エリカの「別に」騒ぎで有名になった映画である。これは、うううん、ちょっとしんどいか。ところどころ、光の捉え方なんか、気持ちのいいカットはあるのだが、行定勲監督、やはり物語の作り方が安易に過ぎて、なおかつその語り口が大向こうに媚びていて、観ていてしらけてしまう。
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by daiouika1967 | 2009-02-17 20:37 | 日記  

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