3月9日 曇ときどき雨がぱらぱら

どうも疲れがとれないのは年だからか。更年期なのか。しかしそれにしても忙しい。金にならないことばかりで忙殺されている。ここしばらくはずっとフリースタイルだったのだがそうもいかなくなってスーツを新調した。経費ばかりが嵩んでちっとも実入りが膨らまない。そして採寸してみて改めて「太ったなあ」と唖然とした。新しいスーツを着込んで打ち合わせ、また打ち合わせ、……なぜこんなに重なるのだろう。移動はできるだけ徒歩で歩数を稼いでいる。一万歩越えの日々。歩きながら音楽を聴く。坂本龍一『out of noise』。フィールド録音された雨音の響き。聴いていると懐かしい風景が甦って頭のなかに広がっていく。風景のなかにたたずむのはいつも自分ひとり。過ぎ去ったと思いなしていた感情に、じつはまだずっと囚われていたことに気づく。深い悲しみ。自分がここにいる、というただその事実を畏れている。ずっと。そしてまた打ち合わせの現場。ラジオのチャンネルを変えるように、人格をチューニングする。ピイイイイイイガガガガガガガと瞬間、ノイズが鳴る。体に悪い。
ノムラ書店に寄って小島信夫の本二冊を発見。おおっ。しかも安い。エッセイ集『変幻自在の人間』(冬樹社)、『管野満子の手紙』(集英社)。合わせて1400円。ついでにG・V・ルグロ『ファーブルの生涯』(平野威馬雄訳 ちくま文庫)も買う。400円。
コロッケを買って家に帰り、夕飯を食べ、ゆっくり風呂に入り、欲後、ごろんと横になる。疲労。左目が充血する。顔の左半分が濁ったように重い、というような偏頭痛。体が火照って汗が滲む。そのまますこしうつらうつらする。意識が薄れていく。
[PR]

by daiouika1967 | 2009-03-09 23:54 | 日記  

<< 3月10日 晴 3月6日 雨のち曇 >>