3月16日 晴

昼過ぎ、家を出て、矢場町まで歩く。矢場町の公園に面したカフェで、サンドイッチを食しながら、ドストエフスキー『カラマーゾフの兄弟』(亀山郁夫訳 光文社古典新訳文庫)2巻を読み了える。上前津まで歩き、喫茶店で、3巻を読み始め、300ページまで読み進んだ。上前津から大須を抜けて、伏見、名古屋へと歩く。歩きながら、上野理絵『英会話の基本文型87』(ペレ出版)を聴く。6時過ぎ帰宅。万歩計をチェックすると1万4千歩歩いていた。夜飯はさっぱりとうどん。葱、鶏肉、油揚げ、とろろ昆布入り。夜、何日かぶりに小林敏彦『ニュース英語パワーボキャビル4000』(語研)、1冊通してやる。2時間半かかった。寝る前に、宇野浩二『芥川龍之介』(筑摩叢書)、10章11章を読む。句点の多い独特の文体。「この章では、まづ、さきの章のをはりに、芥川が、道をあるきながら、いきなり、私に、「君、小亀をやらうか、」と云ったことを書いたが、あれではまったく言葉がたりないので、あのやうなことを云った時分の芥川のことから、述べよう、と思っていた。」といった具合である。句点は、普通は、読解のリズムを整え、意味を取りやすくするためのものなのだろうが、宇野浩二のほとんど節毎に打たれる多すぎる句点は、むしろ文章の滑らかなリズムを破壊する効果をもっているように思う。筆者は、句点に当たるたびに、次につづく句を考えて、一息立ち止まっているのだろう。その筆の進み方、立ち止まり方が、そのまま思考のドキュメントとして表現されているような文章で、読みづらさに独特の味わいがある。1時過ぎ、ベッドに入るが、3時頃まで眠ったり目が覚めたりを繰り返していた。
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by daiouika1967 | 2009-03-17 23:53 | 日記  

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