11.21 土 曇

■今日は喫茶店で、本を読みながら、ひたすら昨日買った音楽を聴く。コシミハルは、今聴いても、やはりいい。富岡多惠子『隠者はめぐる』(岩波書店)を読む。本居宣長、契沖、橘曙覧、淡島寒月、折口信夫、鴨長明、西行らをめぐって、彼ら「隠者」の、俗世との交通を含めて、その人となり、在りように近づいていく。
読みながら、ある人を知る、とはどのようなことなのか、その人のことを知りたいと欲するとはどういうことなのか、考える。
その人の言動を追う。その人の周り、家族や人脈をめぐる。その人が生きた時代を知る。そうして、その人の気配が起ち上がるのを待つ。
気配。もはやいないその人の、その不在を感じとる、ということである。

■<ジュンク堂>に行くと、中原昌也『12枚のアルバム』(boid)が出ていた。
中原昌也がゲストを呼び、それぞれ一枚のレコードを持ち寄って、そのレコードについて対話するというイベントがあったようなのだが、その記録をまとめた本である。
さっそく買って三分の二くらい読む。対話で出てくる固有名詞はほとんど知らないのだが、それでもおもしろく、中毒性がある。

■<ブックオフ>で、青木淳悟『このあいだ東京でね』(新潮社)、玄侑宗久『アミターバ -無量光明』(新潮文庫)、山口猛編『松田勇作、語る』(ちくま文庫)を買う。
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by daiouika1967 | 2009-11-22 23:26 | 日記  

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