11.30 月 晴

■晴れた。8時半頃目を覚まし、カーテンを引くとまぶしい朝日が差し込む。昨日は10時半頃には就寝したので、10時間近く眠ったことになる。体調は、まだ本調子ではないが、ほぼ回復した。やはり睡眠は最高の薬である。

『思想地図 vol.4』(NHK出版)を読む。
以下、防備的なメモ。東浩紀+白井聡による中沢新一のインタビュー。「日本的想像力」について。日本的な未熟性、ゴジラの腰つき、折口信夫の思想、バイロジックな主体。
東浩紀+黒瀬陽平による村上隆のインタビュー。論じるのではなく、“作品”をつくる、ということについて考える。
斎藤環の論考。描写の力を支えているのが、言葉の「写実性」ではなく「身体性」である、ということ。そして、「身体性」とは、重層的(レイヤー的)なものである、ということ。「純文学的描写とは、身体性における固有性と公共性を同時に賦活するような描写を意味している。言い換えるなら、大衆文学的な描写は、しばしば紋切り型であるがゆえに、公共的な身体性しか賦活しない。」
東浩紀+宇野常寛+黒瀬陽平+氷川竜介+山元寛の座談。「物語とアニメーションの未来」。近景と遠景が直結する「セカイ系」から、いまやその遠景すら欠いた、ひたすら近景のみを描くサプリメント的な作品(「ラキ☆スタ」以降)が主流に。あるいはマーケティングに基づいたウェルメイドな物語か。
阿部和重、鹿島田真希による創作。30ページの短編。
東浩紀+宇野常寛+福嶋亮大+前田塁の座談。「村上春樹とミニマリズムの時代」。村上春樹「海辺のカフカ」「IQ84」の平板な「つまらなさ」がどこに由来するか。模索感の強い座談。
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by daiouika1967 | 2009-12-01 23:13 | 日記  

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