5月19日(木) 晴

最近(でもないのかな?)、「ラジコ」という、インターネットで地上波のラジオが聴けるサービスが始まり、地上波のラジオなどずっと聴いていなかったのだが、たまに0時代にパソコンに向かうときは、昔からずっと続いているFMの番組「ジェットストリーム」を聴きながら、日記を書いたり、サイトを周回したりしている。

昼。カフェ・ド・クリエでランチを食べながら、鈴木創士『魔法使いの弟子 -批評的エッセイ』(現代思潮新社)を読み了えた。
セルジュ・ゲンズブールの歌うシャンソンの引用から始まる「バビロン」と題されたエッセイ。そのなかに「余談。」と始まる一節があって、生前のロラン・バルトがスケッチされている。
≪余談。私が当時住んでいた部屋のすぐそばにあったカフェで、ほとんど毎日のようにロラン・バルトを見かけた。バルトはとてもシックで、灰色で、物憂げで、たいてい弟子か友人(恋人?)かの若い青年をいつも伴っていた。彼はしばしばテーブルで万年筆を使って何かを書いていた。世界的に有名なこの文芸評論家は、ほんとうに彼の文章そのもののようだった。エクリチュールがそこにいる、という感じだった。だが、バルトがその文章に生き写しなのであって、その逆ではない。彼の書く文章がバルトらしいということではなく、私が言いたいのは、バルトがその文章らしく見えたということだ。≫
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by daiouika1967 | 2011-05-20 00:43 | 日記  

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