7/20 水

台風6号。空を見上げると雲が速い。名古屋は昼には雨も止んで晴れ間が出る。夕方になってひどく蒸し暑くなった。空気が湿って重苦しい圧迫感。
一昨日から不調。一昨日はくしゃみ、鼻水が止まらなかった。昨日、今日は咳がひどい。咳止めのブロンを飲む。ブロンといえばブロン中毒の中島らもを思い出す。しかし効果なしだ。クーラーの効いている空間に入ると咳がひどくなる。外を歩いていると咳は緩和するものの蒸し暑さにまいっちまう。どちらにしろ不快。歩きながらNORIKIYO『メランコリック現代』を聴く。
何か小説を読みたくなって本屋に寄る。しかしけっきょく何も買わずに出る。小谷野敦が編んだ里見惇の短篇集を見つけちょっとそそられたのだが買うには至らなかった。

小中千昭『ホラー映画の魅力 ―ファンダメンタル・ホラー宣言』(岩波アクティブ新書)を読み終える。2003年の著書。映画における「恐怖」の描写法をメソッド化した、いわゆる「小中理論」について書かれている。
恐怖は「段取り」である。「段取り」ということで連想したのは、高橋洋の「残酷なメロドラマ」に属する『インフェルノ・蹂躙』『蛇の道』といった作品。例えば『インフェルノ・蹂躙』で、冷蔵庫の肉の固まり、飼い犬が肉に食らいつく場面、ステーキを焼く場面、それらの場面の組み立てが人肉食を暗示する。『蛇の道』の、主人公による警察の死体解剖所見の朗読。幼女の拷問殺害場面の直接の描写より、厭な生々しさを想像させる。
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by daiouika1967 | 2011-07-21 08:16 | 日記  

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