11月24日

朝、いつもの喫茶店でコーヒー、1時間半の読書。鶴ケ谷真一『紙背に微光あり ―読書の喜び』(平凡社)を読む。鶴ケ谷真一は引用のパッチワークのセンスがいい。引用元の趣味もおれの好みだ。読んでいて、次々に読みたい本が、心のメモに溜まる。

午前中から午後にかけて、2時間デスクワークに没頭。昼過ぎ、会社を出る。午後、喫茶店で鶴ケ谷真一を読み継ぎ、読了。夕方から夜10時まで、再びデスクワークに没頭する。
家に帰り、眠くなるまで吉田健一『瓦礫の中』(中央公論社)を読もうと書を開く。結局最後まで読みきってしまった。戦後、防空壕で暮らしていた夫婦が、しだいに復興していく周囲、自分たちをどう感じとるのか、時間の流れのなかでの意識が描かれている。
人はどんな状況にも慣れ、日常を自明のものとする。時代が動くとは、その日常に断裂が入るということだ。時代は均一に流れるわけではない。周囲を見回せば、自明だった景色に、ところどころ軋むような違和を感じるようになる。
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by daiouika1967 | 2011-11-26 07:35 | 日記  

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