12月16日

企業パンフレットの構成案を作る、という仕事で、パソコンに向かって、夕方の二時間、騙し騙し何とか形をつけ、会社を抜け出すと外は真冬のような寒さだった。おれが外に出るのとちょうど同時に、曇天からかき氷のようなみぞれが落ちてきて、ビル風に舞ってまとわりついてくる。息苦しいような寒さに胸がぜいぜいする。また、咳が出る。12月に入ってもう二週間、胸、喉の調子が悪い。今年はよく風邪をこじらせる。

ジュンク堂に寄り、木谷恭介『死にたい老人』(幻冬舎新書)、桑野隆『バフチン -カーニヴァル・対話・笑い』(平凡社新書)の二冊を購う。
喫茶店で熱いコーヒーを注文し、木谷恭介『死にたい老人』(幻冬舎新書)を読み始める。83歳の小説家が「もう十分生きた、これ以上生き延びてもはた迷惑なだけだ」と、断食による自死を試みる。その記録。
著者は自らを週刊誌マニアと称し、断食からくる倦怠感で歩くのすら億劫になっても、週刊誌の発売日には、タクシーでコンビニまで買いに行く。週刊誌。およそ考えられる限り「俗」の極みであるような読み物だ。即身仏を志す僧は、断食して死への道行を進む間ずっと経を唱えて過ごすのだというが、著者は経の代わりに週刊誌の記事を読み徹底して平俗な感想を吐露しつづける。いっそ清々しくも感じられる。

1時間で、半分くらいまで読み進む。暖かさに眠気がくる。最近、横になると咳が止まらなくなるので、寝不足が続いている。眠気にぼんやりすると、それとともに性器がムズムズしはじめた。射精はしたいが、心身とも疲れていて性行為はしたくない。ほとんど排尿欲求に近い即物的な性欲。
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by daiouika1967 | 2011-12-16 21:58 | 日記  

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