12月4日(木) 晴

10時半、Tに迎えに来てもらい、I氏のオフィスへ向かう。近くのコメダコーヒーで、コーヒーを飲みながら、仕事の打ち合わせをした。
仕事の話の前に、長々としたマクラがあり、ゴルフの話、ヤクザ組織の話がつづいた。I氏の質問にTが答え、おれはときどき相槌を打ちながらも、興味のない話題ということもあり、意識がぼんやりとして、窓の外に広がる冬の街の昼時を眺めて過ごした。
そうこうするうち、やくざのT氏から電話があり、四人で合流し、仕事の話のつづきをすることになった。
駅西のパスタ屋に移動し、昼飯のパスタを食べながら話をした。ここでも、仕事とは関係のない無駄話に逸れてゆき、今度はやくざのT氏が話題を先導して、T氏とTの掛け合いがつづくなか、おれはぼんやりとその成り行きを眺め、ときどき相槌を打って、そうこうするうちに、時は三時半を過ぎ、用事のあるらしいT氏が席を立つのを機にして、「打ち合わせ」はお開きになった。

4時過ぎ、今日は早目に帰宅した。
適当に食事を済ませ、夕方、DVDで『回転』を観た。ジャック・クレイトン監督、ヘンリー・ジェイムズの小説『ねじの回転』を、トールマン・カポーティ+ウィリアム・アーチボルトが脚色した、1961年の怪奇映画である。黒沢清が監修したDVD-BOX『映画はおそろしい』に収められていた1本。
「映像における幽霊の表現に重大な変革をもたらした記念碑的作品。と言うか、何よりただひたすら恐い。白黒の微妙なゆらぎや陰影がぜんぶ幽霊に見えてくる」という黒沢清による推薦文が付されている。
たしかに、気づくといつしかこの映画固有の不安定なリズムにのまれて、「白黒の微妙なゆらぎや陰影がぜんぶ幽霊に見えてくる」。
昨日、今日と、寝不足なのか風邪気味なのか、何かに集中すると、眠気に襲われる。この映画を観ている最中も、途中で、頭が重くなるような眠気に襲われた。それでも目を凝らして観ていると、そのうちに眠気よりも映画のおもしろさが勝り、さらに映画に退屈したらしい妻がコーヒーを挽いて入れてくれたので、その後はしっかりと目を覚まして見通すことができた。

夜は、英語の勉強を3時間やって、11時過ぎになった。本を読もうかと松岡正剛『白川静香 -漢字の世界観』を開くが、数ページぺらぺらと読むと、もう眠気がやってきた。読書はあきらめて、チッコリーニが演奏するサティをかけ、早々にベッドに入った。
Pが枕元にやってきておれの顔を覗き込んだり(ヒゲが顔をくすぐる)、おれの体の形にふくらんだ掛け布団の上に飛び乗ってきたり、そんなことが約1時間もつづき、なかなか寝付くことができなかった。
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by daiouika1967 | 2008-12-05 09:39 | 日記  

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