11月20日

晴天の日曜日。陽射しは暖かく、窓辺にいるとうつらうつらするが、外に出ると強風が吹きすさんでいる。

中山康樹『ジャズ・ヒップホップ・マイルス』(NTT出版)を読み継ぎ、読了。ビバップの黒さとヒップホップの黒さは、同じ精神的土壌から生まれた。
≪興味深いのは、マイルスにせよローチにせよ、さらにクインシー・ジョーンズを含む他のビバップ世代のミュージシャンのほとんどが、客観的にみれば正当な継承者であるはずのウィントン・マルサリスではなくラッパーを「仲間」もしくは「継承者」とみなしたことだろう。想像するに、すでにウィントンの世代に代表されるジャズが「あのジャズ」ではなくなっていたこと、そしてヒップホップにこそ「あのジャズ」が生きていることを実感したからではなかったろうか。さらにスティーブ・コールマンを筆頭とするMベース派は、ウィントン一派よりも革新的ではあったかもしれないが、その「革新」はジャズ内部においてのみ有効性を発揮し、ヒップホップやラッパーが待ち構えるストリートへもち出した瞬間、相対的に「ふつうのジャズ」への変質を余儀なくされたのではないだろうか。
マイルス・デイヴィスやマックス・ローチあるいはクインシー・ジョーンズ等、真の革新者、真に創造的であろうとしたミュージシャンは、ウィントン・マルサリスでもスディーヴ・コールマンでもなく、ヒップホップに共鳴し、本能的にブラック・ミュージックの未来が広がっていることを見抜いた。≫


ん?
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窓辺へ駆け寄る二匹
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野良雌
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にゃあにゃあにゃあにゃあっ
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行ってしまった
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# by daiouika1967 | 2011-11-23 07:57 | 日記  

11月19日

ガスの点検がある、ということで、朝は家で過ごす。10時前にガス屋が来て、ガス器具の点検をしていく。猫3匹は寝室に隠し、妻が見張っていた。

ミスドで読書。宮本常一『日本文化の形成』中(ちくま学芸文庫)を読み継ぐ。疲れが溜まっているようなので、今日は午後からサウナに行くことに決めていた。
名駅の定食屋で昼飯をすまし、サウナへ向かう。汗を流し、仮眠室のリクライニングに横たわる。リトルフィートの『リトルフィート』から『ラストレコーディングアルバム』までを聴きながら、うつらうつらする。

5時に目覚め、さて、予定では夜までかかって、仕事をひとつ消化するつもりだった。しかし、疲労感は軽減していたけれど、仕事にかかる気は失せ、そうだな、今日は「調整日」にするか、と最近誰かのエッセイで覚えた言葉をつぶやいて、そのまま帰路につくことにする。朝からずっと降りしきっていた雨も、6時過ぎ、帰る頃にはやんでいた。
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# by daiouika1967 | 2011-11-20 12:10 | 日記  

11月18日

今朝もまた6時半に目覚める。妻は炬燵。まだ電気は入れていないが、炬燵布団でくるまって眠ると温かいらしい。妻を起さないように、ベッドの上で読書。カーテンを開けても、外は曇天で暗かったので、電気を点けて読む。昨日の続きで、宮本常一『日本文化の形成』上(ちくま学芸文庫)を読み継ぐ。
7時56分のバスで駅西の喫茶店へ。宮本常一を読み継ぐ。読了し、中巻を読み始める。50ページ程読み進む。すこし寝不足気味で、ときどき眠たくなる。

夕方。疲れが溜まって、仕事をするタメが効かなかったので、会社を抜け出し、カフェ・ド・クリエで読書。宮本常一は中断して、中山康樹『ジャズ・ヒップホップ・マイルス』(NTT出版)を読み始める。とこどろこどろで眠気の波がくる。ダブステップのコンピレーションを聴きながら、疲れた体に、ビートがしみるように心地いい。

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# by daiouika1967 | 2011-11-19 00:11 | 日記  

11月17日

6時過ぎに目覚めると、昨日忘れないようにしようと思った気がかりが頭を占めていて、なんだかつまらない朝だ。

sakuraがさかって鳴きながら身をよじる。作業中の机にとびのってくねくねと腹を見せる。撫でてやると喉を鳴らしてさらに激しくくねくねする。可愛くもあり鬱陶しくもある。

いつものように7時56分のバスに乗り、駅西の喫茶店に寄る。朝、一時間半の読書。今週は月曜からずっと同じペースを確保できている。ルーティンが心地いい。
今朝は、宮本常一『日本文化の形成』上巻(ちくま学芸文庫)。YMOの2009年ロンドンでのライブ録音を聴きながら、半分、読み進む。

社会史や民俗学。宮本常一や網野善彦が描き出す社会の基層。その背景から起き立つ文学。文学の起源。例えば西郷信綱による古典の読解。「起源」はつねに「現在」に通じている。吉本隆明が問題化する「現在」。

打合せ、打合せで一日が暮れる。
昼飯のハンバーグ弁当がうまい。
夜飯の吉野家の牛丼もうまい。
牛丼のようなものをおいしく感じるときは、飢えているときだ。
たまたま空腹というのではなく、飢餓感が全身にいきわたっているようなとき、牛丼のようなものがしみるようにうまい。

伝えたいことをじゅうぶんに伝えるには、白か黒かではなく、灰色の濃度の違いを的確に描き出すだけの、精度の高い表現力が必要になる。転調すべきところで転調し、現実の複雑をそのまま捉えて提示するように話さなければならない。
曖昧なのではない。むしろ厳密なのだ。要約不能な厳密さ。

夜。phewのカバー曲集を聴きながら、帰路を歩く。にじんだような音像が、疲れた神経を慰撫する。ほんとうに、いい音だ。いい歌だ。

ふと、気づいた。あなたとの関係が、無数にあった可能性のひとつでしかなかったただの偶発事から、ひとつの必然へ、「私」というものを構成する決定事項へと、いつしかその性質を変えていることに。だからもはやおれには、「もしあなたと出会っていなかったら」と想像することもできない。そうか、人は、このように、「偶然」を「運命」に昇華-消化するのだ。
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# by daiouika1967 | 2011-11-17 23:30 | 日記  

10月15日

午前中、喫茶店でブレンドを飲みながら、バリー・ユアグロー『真夜中のギャングたち』(柴田元幸訳 モンキーブックス)を読み始める。ギャング映画の一場面のような掌編が並ぶ。
いい映画はワンカットですでにいい(逆にいえば、駄作は数カット見れば、もう判断がつく)。いい映画は3分も見れば十分「もうひとつ別の現実」に連れて行ってくれる。
午後<ジュンク堂>で、釈徹宗『法然親鸞一遍』(新潮新書)、町山智浩『USAカニバケツ -超大国の三面記事的真実』(ちくま文庫)、武田知弘『ヒトラーとケインズ -いかに大恐慌を克服するか』(詳伝社新書)を買う。
サウナに行き、仮眠室で2時間ほどうつらうつらする。ビュッフェでチャンポン麺と餃子を食べ、さっき買った『ヒトラーとケインズ』を読み始める。
夕方、4時過ぎに妻と待ち合わせ、観劇。名鉄ホールへ。東宝セレソンDX『わらいのまち』を観る。キャストは宅間孝行、片桐仁、岡田義徳、柴田理恵、田畑智子、他。地方の町おこしを題材にしたシチュエーションコメディだ。尖がったところのない、誰もが楽しめるといった作品で、おれも妻も十分に楽しんだ。ああ、笑ったねえ、といい感じの余韻が残る。
帰りにエスカの蕎麦屋により、天せいろを食べる。駅の本屋に寄り、新日本プロレスのDVDブックを買って帰る。
夜。テレビを眺めているうちにいつのまにか眠っていた。目覚めると、妻はもう寝室に移動して、猫たちも追い出され(夜はいつも、猫たちは居間に入れないようにドアを閉められる)、居間にはおれひとり残っていた。目が覚めてしまったので、新日本プロレスのDVDを見る。猪木VSホーガン、猪木VS前田、タイガーマスクVSダイナマイト・キッド、ハンセンVSアンドレの4試合。1981年~83年頃にかけての試合で、おれはすべてリアルタイムで見て、強い印象が残っていた試合である。見返してみると、やはりもう、当時のようにのめりこんでは見られない。さすがに退屈することはないが、このDVDブック、2巻目以降も買うかどうかは微妙なところだ。
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# by daiouika1967 | 2011-10-16 15:37 | 日記