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9月28日 月 曇のち雨

今日はダイハツムーヴの納車。妻と、ダイハツの営業所に取りに行き、護国神社にお祓いに行く。神社の控え室で待っていると、しんと静まり返ったなかを、虫の声が聞こえてくる。お茶が熱くておいしい。人形のように整った顔をした巫女さんに案内され、神の祭られた祭壇に移動する。座って待っていると、神職の男性が近づいてきて、大太鼓を叩いた。ドオオオン、ドオオオンと音が響くたび、空気がビリビリ振動して、全身に伝わってくる。「だいはつぅぅぅぅぅぅぅ、むううううぶぅぅぅぅぅぅ……」という祝詞を頭を垂れて聞き、儀式が終わった。

今ひとつ体調がすぐれないので、ついでに病院に寄って、ニンニク注射を打ってから、事務所へ行く。
仕事を終え、帰宅。低気圧のせいか、風邪気味なのか、右のリンパ腺に違和感がある。そんな体調のせいか、どうも、仕事に着手するのが、普段にもまして億劫で仕方がない。7時には退社し、帰路を辿る。

夜、ちょろちょろ読み継いできた最相葉月『あのころの未来 ―星新一の預言』(新潮文庫)を読み了えた。最相葉月は、ノンフィクションライターで、以前に『絶対音感』という著作を読んだことがある。たっぷりと贅沢な取材で得たネタを、硬質な文章でかっちり料理してあるという印象だった。この本は、星新一のショートショートと、最新科学のトピックや現代の社会現象等を二重写しに重ね合わせて綴られたエッセイ集である。
星新一は、中高生の頃、小松左京、筒井康隆、半村良らといっしょに読み耽った。当時和洋問わずSFに類するものなら何でも読もうと決めていたおれにとって(思春期の時期は、そういった決め事をしたりするものである)、星新一は日本SFの黎明期を切り拓いたパイオニアのひとりだった(これも、今思うと、思春期の時期特有の括り方である)。
このエッセイ集を読んでいて、当時の気分を思い出すのと同時に、今改めて星新一を読んだら、また違った味わいが感じられそうに思った。

今日の出費はコンビニで500円。
朝食、素麺。昼食、おにぎり、メロンパン。夕食、しめじ、えのき、アスパラのベーコン巻き、タコ、牛の赤肉の鉄板焼き、こんにゃくの煮物、食後にシュークリームとチーズケーキ。シュークリームとチーズケーキは、妻が一社で買ってきた。美味しい。妻の行動範囲が広がって、美味しいものがたくさん食べられそうな予感がする。


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by daiouika1967 | 2009-09-28 22:33 | 日記  

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